SNSを見ているとよく見かける「おじさん構文」!
現在も度々話題となり、注目を集めていますね!

この記事では、
- おじさん構文の元ネタってなに?
- 実際の例文が知りたい!
- 特徴やコツはなに?
- おじさん構文になってしまう理由は?
- 若者に嫌煙されてるって本当?
こちらについて調査しました!
さっそく見ていきましょう!
おじさん構文の元ネタは「オジサンになりきろう講座」!
「おじさん構文」の元ネタは、
2017年にXに投稿された「オジサンになりきろう講座」というネタツイートです
元ネタとなったX(当時Twitter)の投稿について、詳しく紹介していきます!
2017年に話題になったTwitter投稿がきっかけ
おじさん構文の元ネタは
Xユーザー「すれみ(@_Smitter2)さんの投稿でした!
すれみ(@_Smitter2)さんは、世間のあるあるなどを投稿されているイラストレーターです。
元ネタとなった投稿では、
『オジサンになりきろう講座』 これを見れば、オジサンの文章を作ることができます。
という文章と一緒に、
- 「オジサンの特徴」
- 「オジサンのタイプ」
- 「オジサン構文の作り方」
こちらについて書かれた画像を投稿されています。
リプ欄には様々なおじさん構文が投稿されると共に、共感の声の多く寄せられました!


この投稿がバズリ、瞬く間に「おじさん構文」が広まっていったんですね!
ネットスラングとして定着
「オジサンになりきろう講座」の投稿は、
その後も多くの人がネタとしておじさん構文を再現・模倣するようになりました。
気づけばさまざまなSNSで「おじさん構文」が見られるように!
さらに、
- 「おじさん構文ジェネレーター」
- 「構文bot」
なども登場し、ネット文化のひとつとして完全に定着していきました!
とくにLINEでは、文体や雰囲気が絶妙に「おじさんっぽい」例文が若者のあいだでネタ化!
「うちにもきたw」などの投稿も相次いだんですね。

こうした拡散を通じて、
「おじさん構文」は世代間のギャップやSNSマナーを考えるきっかけにもなっています
おじさん構文の特徴とは
おじさん構文と聞くと、なんとなく「絵文字多めでクドいLINE」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも実際には文体のクセだけじゃなくて、
使われる言葉や文の構造、さらには「おじさんの心理」まで透けて見えるのがこの構文の深いところ!
ここでは、どんな特徴があるのかを具体例とあわせて詳しく紹介します!
絵文字やカタカナが多くて長文、読点の使い方も独特
おじさん構文の大きな特徴といえば、まずは「盛り盛り」な表現!
特徴
- 顔文字や絵文字が異様に多い
- しかもその選び方がちょっと懐かしい
- テンションが不自然に高い
例えばこのような文章です!
例
お疲れ様〜(*^^*)
🎵今日はどんな一日だっタ😘❗❓
おじさんは、これから❗️布団に入ります(._.)
今日は、仕事が忙しかったから、クタクタだよ😱💦😰
そんなときは、オイシイ🍗🤤もの食べて、元気出さなきゃだネ😆
今度、お寿司🍣食べに行こうね😘
〇〇チャン、おはよう❗😚
今日は、天気が良くてお花見日和だねネ(*^^*)✨
○○チャンの手作り弁当とか食べてみたいな~😍💕(笑)✋ナンチャッテ😃💗
カタカナで語尾を強調したり、「チャン」付けで馴れ馴れしく呼びかけたりするのも特徴的です。

しかも一通で長文になる傾向が強く、
若者の「短文+テンポ重視」のSNS文化とは真逆。
これは、ビジネスメール文化に慣れた中高年が「一回の文章で全部伝えよう」とするクセから来ているとも言われています。
冗談っぽい文体で下心をごまかす「自己防衛」の傾向も
おじさん構文にはただテンションが高いだけじゃなくて、
じつは「防御のための工夫」が見え隠れしていると言われています
それが「ナンチャッテ」や「(笑)」など、冗談めかした表現です。
「冗談だよ〜🤣」みたいな一言を添えることで、相手に拒絶されても
いやいや、そんな本気じゃないし
と逃げ道を作っていると言われています。

これは、好意を伝えたいけど嫌われたくない…そんな繊細なおじさんたちの「自己防衛本能」の表れ。
一見ふざけてるようでいて、実は本音を隠しつつ探りを入れている。
そんな一面が垣間見えるのも、おじさん構文の興味深いところなんですね!
おじさん構文を作るコツ!
ネタとしても人気の「おじさん構文」ですが意外と奥が深く、
ただ絵文字を多くするだけでは「それっぽさ」は出ないんです!
ここではおじさん構文の作り方のヒントを、例文とあわせて紹介します!
さっそく見ていきましょう!
頻出ワード・顔文字・語尾の例を紹介!
おじさん構文を作るうえで絶対に欠かせないのが「語尾」「顔文字」「絵文字」の3点セット!
まずは語尾から見てみましょう!
-
「〜だヨ」「〜しチャウヨ」などカタカナ混じり
-
「ナンチャッテ」「…なんてネ」など冗談っぽく濁す
-
「チャン」「くん」付けで呼びかける(例:○○チャン)
続いて、よく使われる顔文字・絵文字はこちら!
-
(^^) (^з<) σ(^^;) 😅 😆 😍 😘 💕 ✋
-
絵文字の連打:💗🎵💦😜⁉️ などテンション高めが基本
実際の例文で見てみると…
例:
○○チャン、今日も元気にがんばってネ💗
オジサン、応援してるヨッ💪✨
今度ランチでもドウ❓ナンチャッテ😆👍
こうした表現を取り入れるだけで、一気にそれっぽさが出せます!
次は、「○○チャン」や「ナンチャッテ」など鉄板ワードを使った応用テクも紹介していきますよ!
「ナンチャッテ」や「○○チャン」が鉄板ワード
おじさん構文を語るうえで外せないのが、「ナンチャッテ」と「○○チャン」です!
この2つ、ほんとうによく登場するんです。
「○○チャン」は、名前に付けることで親しみを込めてるつもりなんですが、相手からすると

なんてこともありますね。
特に年齢差がある場合や、関係性が浅いときには逆効果になることも。

そしてもう一つの「ナンチャッテ」は、おじさん構文の中で逃げ道としての役割がとっても重要!
冗談っぽく締めくくることで、「本気じゃないからね〜」という空気を出すことができます。
万が一スベってもダメージを減らそうとする防衛ワードなんですね。
たとえばこんな感じです!
例文:
○○チャンと、今度ドライブでも行っちゃおうカナ🚗✨
ナンチャッテ😆💦(笑)
次はそんな構文に対して、実際に若者がどんな印象を持っているのかを紹介していきます!
おじさん構文はなぜ若者に合わないのか
ネタとして楽しむぶんには面白いおじさん構文。
実際に送られてきた立場からすると、かなりしんどいという声も多いんです!
しんどい理由としては、こちらが大きいと言われていました。
- 距離感のなさ
- 送信相手の立場を無視した自己中心的な文章
実際のエピソードやリアルな感想をもとに、NGなポイントを明らかにしていきます!
馴れ馴れしい&強引な距離感に不快感を覚える
おじさん構文で特に問題視されやすいのが、
相手との「距離感」を無視したようなメッセージです
「○○チャン、会いたいナ💕」とか「今日はどんな一日だったカナ?」といった言葉って、一見優しそうに見えますよね。
しかし関係性が浅いときに言われると、


と感じてしまうという声が上がっていました。

特に、「いきなり下の名前+チャン付け」や「今度ご飯行こ〜」などの軽い誘いは、
相手にとっては圧が強くて不快感を与える原因になってしまいます。
本人は親しみを込めてるつもりでも、受け取り手にとっては「勝手に距離を詰めてほしくない」と感じるもの。

送信相手の立場を無視した「自己中心的な構文」
おじさん構文のなかには、送信者本人が「良かれと思って」書いているものが多いですよね。
ですが、そこには意外と相手への配慮が抜け落ちていることが多いです。
たとえば
- 「毎日おはようとおやすみは送ってね」
- 「オジサンの愚痴、聞いてほしいな…」
といったメッセージ。
こういうのって、相手にとっては義務のように感じてしまうという声もあがっていました。
大事なのは、
「自分が送りたいから送る」 → ×
「相手がどう受け取るか」を考えて送る → 〇
SNSはあくまで双方向のコミュニケーションです。
相手に寄り添う姿勢がないと、どれだけ気遣っているつもりでも逆効果になってしまいますよね。
構文として面白がるのはOKですが、実際に使うときは気をつけたいところです。

よくある質問とその答え(Q&A)
ここではおじさん構文についてあがる疑問についてQ&Aでまとめました!
Q: おじさん構文の元ネタって本当にTwitterの投稿なの?
A: はい。2017年にX(当時Twitter)で「すれみ(@_Smitter2)」さんの投稿投稿された「オジサンになりきろう講座」が、おじさん構文の原点とされています。中年男性風のLINEを再現したその投稿が爆発的に拡散され、ネタとして定着しました。
Q: おじさん構文って、なんでこんなに嫌われるの?
A: 理由は大きく2つあります。1つ目は「距離感のなさ」で、関係が浅いのに馴れ馴れしく接する文体が嫌悪感を生むから。2つ目は、送信者が自分の気持ちばかり優先し、相手への配慮が足りないところが不快と感じられるためです。
Q: おじさん構文をネタとして使うのはアリ?
A: ネタとして楽しむぶんにはOKですが、実際に人に送るときは注意が必要です。文体だけを真似ると面白いですが、相手がどう感じるかを考えることが大前提。バランスを間違えると嫌悪感をと持たれてしまうので気をつけましょう。
まとめ
今回はおじさん構文の元ネタから作り方のコツを調査しました!
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おじさん構文の元ネタは「オジサンになりきろう講座」という2017年のTwitterでの「すれみ(@_Smitter2)」さんの投稿
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SNSを通じて一気に拡散し、ネットスラングとして定着
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特徴は絵文字多用・カタカナ語尾・馴れ馴れしさ・長文など
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背景には「嫌われたくない」という繊細な心理や自己防衛の工夫がある
-
女子高生など若者世代からは「距離感のなさ」「自己中心性」で不快とされることも
-
構文として再現したい人向けに、語尾・顔文字・例文のコツも紹介
おじさん構文はただのネタにとどまらず、SNS時代の世代間コミュニケーションやマナーを考えるヒントにもなります。
興味本位で真似してみるのも楽しいですが、実際に使うときは「相手がどう感じるか」をしっかり意識していきたいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!