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【元ネタ】塩化ナトリウムの入ってない塩って何?自然派意見を科学的視点で調査!

定期的にSNSでよく見かける「塩化ナトリウムが入ってない塩」というワード!

その度に「塩から塩を抜いたら何が残るの?」というツッコミまでがワンセットのように盛り上がっていますよね。

ただこの謎の「塩化ナトリウムが入ってない塩」が発信されたきっかけが気になっている方も多いようです!

元ネタはなんだろう?

この記事では、

  • 「塩化ナトリウムが入っていない塩」の元ネタ
  • 自然派と科学のすれ違いによるギャップ
  • 天然塩と減塩塩の違い

こちらについて、科学的視点とエンタメ感覚を交えてわかりやすく解説します!

未知なる素材「塩化ナトリウムが入っていない塩」について、さっそく見ていきましょう!

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塩化ナトリウムが入ってない塩の元ネタ

ネットでたびたび話題になる「塩化ナトリウムが入ってない塩」。

一見すると矛盾しているこの言葉には、どんな背景や意味があるのでしょうか?

今回は、元ネタとなったツイートや自然派思想との関連性を詳しく紐解きながら、

笑って学べる化学リテラシーの視点で解説していきます!

初出は手作り目薬のレシピ?拡散された経緯とは

「塩化ナトリウムが入っていない塩」の元ネタは、

手作り目薬の作り方を紹介した自然派を推進するブログ記事でした

この手作り目薬の材料として、「塩は塩化ナトリウムが入ってないものをえらぶ」と紹介されています。

ただ、注意点があって

☆水道水は塩素が入っているので必ずミネラルウォーターや浄水した水、ウォーターサーバーの水を使用すること!

☆塩は塩化ナトリウムの入っていないものを選ぶ。

(スーパーなどで売っているものはほとんど塩化ナトリウムが入っているので注意!)

引用:X

この「塩は塩化ナトリウムが入ってないものをえらぶ」という部分がネット民にひっかかり、

SNS
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塩化ナトリウムが入ってない塩って何?
SNS
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塩から塩を抜いた塩?

とツッコミが殺到しました!

まとめると、

  • 元ネタは2018年の自然派ブログ記事
    → 手作り目薬の作り方として、「塩化ナトリウムの入っていない塩を使う」と紹介されていた。
    → 自然塩=体にやさしいという意識から生まれた表現だが、科学的に誤解を招く言い回しだった。
  • 塩の成分に対する基礎知識不足が露呈
    → 塩の主成分が塩化ナトリウムであることを知らないまま書かれたとみられる。
    → 「塩から塩を抜く」という矛盾が発生。
  • SNSユーザーがこの矛盾に気づき、大拡散
    → 「それってただの白い粉では?」などの皮肉混じりのツッコミが殺到。
    → Xを中心に笑いと疑問の声が広がった。
なるほどー
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自然派が信じる「塩化ナトリウムなしの塩」とはどういう意味?

「塩化ナトリウムが入ってない塩」とは、科学的には矛盾した表現ですが、決して自然派が悪い訳ではありません。

この「塩化ナトリウムが入ってない塩」を自然派やオーガニック志向の人々が好んで使うのは、

「天然塩」や「ミネラル塩」への信頼が背景にあります。

ここでは、なぜそんな表現が生まれたのか、その背景にある考え方や誤解を紐解いてみましょう!

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天然塩と食塩の違いをわかりやすく解説!

まずは「天然塩」と「食塩」の違いについて見ていきましょう!

✅天然塩とは

・海水や岩塩を原料に、精製度を低くした塩。

・ マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分が残っているのが特徴。

✅食塩(精製塩)とは

・工場で純度を高めた塩。主成分はほぼ塩化ナトリウム(NaCl)。
・ 不純物が取り除かれており、安定した品質で流通されている。

このように、天然塩と食塩の違いは「イメージ」や「加工の程度」に由来するものと考えられます。

塩化ナトリウムそのものが悪者というわけではないんですね

自然派が好む理由

自然派の方が「天然塩」や「ミネラル塩」を好む理由として、

  • 「ミネラルが豊富」「自然のまま」「体にやさしい」といった印象を与えるため。
  • 精製された「白くて純粋なもの」=不自然、というイメージを持ちがち。

といったことがあげられるようです。

しかし、科学的には、

どちらの塩も主成分は塩化ナトリウムです

含まれるミネラルの量は微量であり、健康への直接的な差は少ないという意見もあるんですね。

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原材料表記の落とし穴

「塩化ナトリウムが入っていない塩」という誤解が生まれた背景には、

商品のラベル表記や化学っぽい名前への不信感が強く関係していると言われています

内容をまとめると、

  • 自然派が「塩化ナトリウム」という言葉を避ける傾向
    → 科学用語や元素記号を見ると「体に悪そう」と感じてしまう人が多い。
    → 「化学=人工」「天然=安心」といったイメージの影響。
  • 商品ラベルでの表記スタイルの違い
    → 天然塩には「海水由来」「天日塩」など自然な言い回しが多い。
    → 一方、精製塩や業務用塩には「塩化ナトリウム99%以上」など成分が明記されることが多い。
  • 「塩化ナトリウム」が記載されていない=含まれていないと誤認
    → 表記の仕方が異なるだけで、実際にはどちらにも塩化ナトリウムは含まれている。
    → 記載の有無=成分の有無と誤解してしまうのが主な原因。
  • 表現の曖昧さが誤解を加速
    → 「自然塩には塩化ナトリウムが入っていない」とまで断言しているサイトや投稿も存在。
    → 曖昧な情報がSNSで拡散され、事実として信じてしまう人も増加。

このように、「塩に塩化ナトリウムが入っていない」と信じる人たちは、

化学的な事実ではなくイメージに基づいた認識で語っていることが多いんですね!

減塩やミネラル塩は本当に体にいいの?

自然派の人たちに人気の「減塩塩」や「ミネラル塩」ですが、

健康への効果は「使い方次第」であり、必ずしも「良いもの」とは限りません。

減塩塩とは?

通常の食塩より塩化ナトリウムの量を抑え、代わりにカリウムなどを配合した塩。「高血圧対策」などを目的に販売されている。

体にいいと言われる理由としては、こちらがあげられます。

  • ナトリウムの摂取量を減らすことで、血圧の上昇を防げるとされている。
  • ミネラル(マグネシウム・カリウムなど)をプラスすることで「健康的な印象」が強まる。

ただ、もちろんやりすぎは厳禁!

注意が必要な点として、こちらがあげられます。

  • カリウムの摂取が過剰になると、腎臓に負担がかかることもある。
  •  高齢者や持病のある人には適さない場合がある。

また、「ミネラルが多い塩=健康」というのは誤解を招きやすく、ミネラルの量は微量で通常の食生活では大きな違いは出にくいと言われています。

健康効果を求めるなら、食全体のバランスが重要

結論として、「減塩塩」や「ミネラル塩」自体が悪いわけではありません。

過信せず、適量を守ることが何より大切なんですね!

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科学的に見た「塩化ナトリウムのない塩」は成立するのか?

「塩から塩を抜いたら何が残るの?」というネット民のツッコミは、まさに科学的に見た時の本質をついています。

このパートでは、「塩化ナトリウムのない塩」という表現が科学的にどれほどおかしいのか、

塩の基本を改めて確認しながらわかりやすく解説していきます!

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塩=塩化ナトリウムという基本をおさらい

✅「塩」とは何か?

・ 通常、食卓で使われている塩は「塩化ナトリウム(NaCl)」が主成分。

 ・海水や岩塩から取り出され、精製されて販売されている。

■ 塩の純度とは?
→ 一般的な食塩は約99%以上が塩化ナトリウム。
→ 残りはごく少量のミネラル(カリウム、カルシウムなど)。

■「塩化ナトリウムが入っていない塩」は、もはや「塩」ではない
→ 例えるなら、「水からH2Oを抜いた水」と言っているようなもの。
→ 科学的には意味が成立しない表現である。

🔽そもそも「塩」の定義は?

・ 広い意味では「イオン結合した化合物」全体を指すが、 一般的には食用塩=塩化ナトリウムというのが常識。

このように、「塩化ナトリウムが入っていない塩」という表現は、

「食塩」という言葉の意味自体を否定する、完全な矛盾なんですね。

実際に売られている「減塩塩」の正体とは?

「塩化ナトリウムの入っていない塩」という表現はおかしいですが、

実際に塩化ナトリウムの量を減らした「減塩塩」という商品は存在します。

その正体をチェックしてみましょう!

✅減塩塩とは?

・ 塩化ナトリウムの含有量を抑えた塩のこと。

・ ナトリウムの代わりにカリウムなどの成分を加えることで塩味を補っている。

■ 主な成分は?
→ カリウム塩(塩化カリウム:KCl)や、マグネシウム塩などが含まれている。
→ 通常の塩とは味や風味が少し異なることも。

■ どんな人に向いている?
→ 高血圧の人や、医師の指導でナトリウム摂取を制限されている人向け。
→ ただし、腎臓に疾患のある人はカリウム過多に注意が必要。

✅「塩化ナトリウムゼロ」ではない点に注意

・ 多くの商品は「ナトリウム30%カット」などで、完全に除去はされていない。
・「塩化ナトリウムが入っていない塩」という表現とはまったく違う意味。

このように、自然派の意見は「直感的な安心感」を大切にする一方で、科学的な根拠に欠ける場面もあり誤解が広まってしまったんですね。

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よくある疑問Q&A

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Q: 「塩化ナトリウムが入っていない塩」って本当に存在するの?

A: いいえ、科学的には存在しません。一般的に「塩」とは塩化ナトリウムが主成分のものを指します。ミネラルを加えた減塩塩などはありますが、「塩化ナトリウムゼロ」は基本的に成立しません。

Q: 自然塩って塩化ナトリウムが含まれていないの?

A: 含まれています。自然塩は未精製のため他のミネラルも含みますが、主成分はやはり塩化ナトリウムです。成分表示の違いが誤解を生んでいます。

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Q: 減塩塩って安全なの?体にいいの?

A: 減塩塩はナトリウムの量を抑えてカリウムなどを加えた塩です。高血圧の方には有効ですが、腎臓に不安がある方は医師に相談の上で使用するのが安全です。

Q: どうしてこんな「矛盾した塩」が話題になったの?

A: 2018年に公開された自然派ブログの記述がきっかけで、SNSで「塩から塩を抜くのか!?」と大量のツッコミが入り拡散されました。

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Q: 健康情報を見極めるにはどうすればいい?

A: 化学や医学の知識を少しずつ学び、信頼できる情報源を選ぶことが大切です。SNSだけで判断せず、専門家の意見や複数の情報を参考にするのがポイントです。

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まとめ

今回は「塩化ナトリウムの入っていない塩」の元ネタから科学的視点での考察を紹介しました!

  • 「塩化ナトリウムの入っていない塩」は、元は自然派ブログの目薬レシピが発端

  • ネットで「矛盾してる!」と話題になり、SNSで拡散

  • 天然塩と食塩の違いはミネラルの量と製法にあるが、主成分はどちらも塩化ナトリウム

  • 減塩塩はナトリウムを減らしカリウムを加えた塩で、体質によっては注意が必要

  • 健康情報を見極めるには科学リテラシーが不可欠

ということがわかりましたね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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